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生活に色を取り入れる《色の持つ効果④》

2019/06/07

こんにちは♪

 

今日は雨と気温の高さから、このジメジメした空気に朝から憂鬱な気分に

なってしまった方も多いのではないでしょうか(-_-;)

そんな憂鬱な気分を和らげるべく、今日も「色の持つ効果」について

更新していきたいと思います!

 

前回の《色の持つ効果③》の続き、今日は残りの3色についてお話していきたいと思います。

 

『疲れ・憂鬱感を和らげる…』

①オレンジ・黄色…気持ちを明るく前向きにしてくれる

②青色…血圧を下げ脈拍を抑える効果があり、心身を休ませる

③ピンク…疲労緩和、リラックス効果

④緑色…目の疲労を和らげる、リラックス効果、ストレス緩和

⑤紫色…精神的な疲れを癒す

⑥茶色…心を落ち着かせ、安らぎを感じる

⑦白…心を穏やかにしてくれる

 

では⑤の紫から…

 

紫色は個人的な意見ですが高級そう、大人っぽい、ミステリアス、そんなイメージがあります。

このイメージだけでは一見「精神的な疲れを癒す」とは結びつかなそうですよね。

しかし紫色は情熱的・行動的な赤色と冷静な青色が混ざり合って生まれた色であり、ふたつの顔を持つ色です。

落ち込んでいるのであれば気分を高揚させる、逆に興奮状態になっているのであれば冷静にする、

など精神状態が不安定になっているとき、ふたつの面から気持ちを支えてくれます。

気分が安定しないと精神的にも疲れてしまいますよね…

イメージからあまり結びつかなくても、色の特徴や心理的にどういった影響を与えるか考えると、

「精神的な疲れを癒す」効果を持つと言われることも納得できます。

 

紫色は赤みが強いと華やかで気品のある雰囲気になり、青みが強いと落ち着いた雰囲気になります。

寝室など気持ちを落ち着かせたい場所は青みが強い紫色を、

気分が落ち込みやすい方は赤みが強い紫色を選ぶといいでしょう。

どちらの要素もほしいときは淡い色にすると色の印象が和らぐのでいいかもしれません(^^)

 

 

続いて⑥の茶色です…

茶色は落ち着きや安心感を与えてくれる色です。

インテリアの中でもよく使用される色で、濃淡は違えど空間のベースになる色は

茶色が多い印象を受けます。

 

濃い色から淡い色までバリエーションも多く、他の色との相性もよく飽きがこないので

場所を選ばず取り入れやすい色だと思います。

ただ、基本的に濃く暗い色は圧迫感を与えてしまいます。

「心を落ち着かせたい」「安心感を得たい」と思って茶色を選んでも、圧迫感があると

心が休まりませんよね。

圧迫感を解消しつつ壁面に茶色を取り入れる方法としては、

明るめの色や淡い色を選ぶのが一番手っ取り早いかと思います。

濃い色を入れたいときは、範囲を限定(どこか一面だけなど)してみるといいでしょう。

 

 

最後に⑦の白です…

 

白色は清潔感、純粋、潔白などの印象を持つ方が多いと思います。

汚れが目立つ分、真っ白な状態は清潔さが際立つため、

印象だけでなく目で見て清潔さを感じることができます。

 

壁面に白を使用すると光が反射して空間全体が明るくなり、

憂鬱な気分や落ち込んだ気分も明るい空間にいることで、

気持ちを一新し心を穏やかにしてくれるでしょう。

 

白色をお部屋全体に使用すると清潔感や明るさは感じられますが、

「汚れが目立つから掃除が大変」と感じる方もいるかもしれません。

そんなときは、真っ白よりも汚れが目立たない生成やアイボリーなどの

他の色の要素が入った白色を選ぶのがおすすめです。

 

白色にもたくさん種類があり、大きく分けてあたたかな白、冷たい白があります。

白色を基調としたお部屋にするにしても、その空間に何を求めるかによって

どんな白を選ぶか考えてみるのもいいと思います(^^)

 

 

以上で『疲れ・憂鬱感を和らげる…』を目的とした、色の持つ効果についての更新を終了させていただきます!

ここで紹介した効果以外にも色が与える心理効果はあるので、テーマごとにまた更新できればと思います(^o^)

 

この4回の更新で偉そうにお話してきましたが、人によって色の感じ方は違うでしょうし、

お部屋の場所や環境、照明の色によっても色の見え方は変わってきます。

この効果があるから絶対この色じゃなきゃダメ!ということもないので、

色選びに迷った時の参考にしてもらえたらなと思います(*^_^*)

 

 

ペイントをしてみたいけどやり方も色の選び方もよくわからない…という方は

お店でもご相談を受け付けているので、お気軽にお越しください♪